マレムリン

日本海大海戦のマレムリンのレビュー・感想・評価

日本海大海戦(1969年製作の映画)
3.8
まだこの時代は騎士道・武士道が戦場でかすかに残っていたんだな。
日本海海戦といいつつ旅順攻囲戦もかなりのボリュームで描かれるので、この両作戦が戦略上一心同体に分かち難いものだということが改めて良くわかった。

特撮シーンのクオリティが白眉で、ミニチュア感をほとんど感じないスケールの出し方が素晴らしい。
仲代達也演じる明石大佐の曲者感が最高。眼力ありすぎ。
広瀬中佐が爆散する衝撃シーンあり。