街の灯の作品情報・感想・評価

「街の灯」に投稿された感想・評価

Kana

Kanaの感想・評価

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中学生くらいに見て号泣した思い出の映画。改めて見返して、一途なラブストーリーはもちろんのこと、チャップリンの動きに釘付けになりました。
恐らくアドリブではない計算され尽くしたコミカルで愛おしくも切ない一つ一つの仕草、表情にやはりチャップリンは天才だと実感。
暴力とは何だ?
ふのし

ふのしの感想・評価

3.9
コメディと哀しい恋愛の二つでストーリーが展開されているので飽きがこなかった。
チャップリンが盲目の花売り少女に恋をし、少女のために奮闘する。
コメディ部分はレストラン、ボクシングすべて面白かった。
ボクシングのシーンは、1ラウンドがほぼノーカットで撮られていて、チャップリン、審判、対戦相手の3人揃ったコミカルな動きが終始、展開されているのが面白かった。
ラストシーンは切ない気持ちになったが、気づいてくれた事だけがせめてもの救いになった。
チャップリンの哀しいラブ・ストーリー。
ラストシーンは切ない。
ずっと待っていた人が来たのに、心から喜べないというね。
複雑で何ともいえない感じが、表現されてる。
最後のチャップリンの笑顔が…。

ボクシングのところは面白いですね。
そしてすごいと思う。動きが。

ふたりはその後、どうしたでしょうか。
きっと。
きっと、ふたり幸せに暮らしたと、そう思うのです。
YUKI

YUKIの感想・評価

3.8
学校の課題で観た。

なんとも言えない切なさ。
コメディなのに、最後の微妙な笑顔に胸が苦しくなった。
最初2人が出会った時と最後2人が出会うところで出てくる一輪の花は、花の存在自体は変わらないけど、シーンで持つ意味合いが全く違う。チャンプはある一定の期間捕まってたけど、以前と大して生活レベルは変わってないのに女性の方は天と地レベルの変わりよう加えて目も見えて若く美しい
。一気に立場が逆転してしまっているのに、その2人の間にある一輪の花の存在は変わらないところにアイロニカルさを感じた。
やっと見つけた、今まで助けてくれていた人なのに大喜びできない女性と彼女の想像通りの人物ではないことに引け目を感じてるチャンプ。すごくもどかしかった。
愛の力を見せられた。
meet

meetの感想・評価

5.0
この優しさを常に覚えておきたい。
温井

温井の感想・評価

5.0
人の清濁を併せ飲む。そんな映画。
ラストシーンはまさに映画的。心情の移り変わりを映像を使って見事に表している。チャップリンがサイレントにこだわり、作り上げた凄まじいシーンだ。
良い。素晴らしい。
ysm

ysmの感想・評価

5.0
もはや何百年と語り継がれた童話のような貫禄さえ感じる

このレビューはネタバレを含みます

主人公の男性(チャップリン)はとても心が優しくて人を思いやれる人だ。

最初の登場シーンでコミカルな間抜けな人のイメージを与え、次にショーウィンドウの裸体の女性を隣にある犬の銅像を見ていると見せつつ盗み見るところとか人間味がある。
盲目の女性に会うときに車のドアを一回締めたから女性は車で来たと思ったから帰りもお釣りをもらわずに車で行ってしまったと思った。そのときに、「いや、まだここにいますよ」とかって声をかけずに静かに去ってまた帰ってきたのを見ると、なんかそれがその女性のためになるのか?って言われたら分からないけどどちらにせよ人のことを考えられる人なんだってことが伝わってきた。
それはボクシングのシーンでステージに上がるときに後ろから付いてくる補佐役?の人たちのためにゴムを引っ張って入りやすくするところとか相手の対戦相手だけじゃなくて補佐役の人とかにも握手するとことか、緊張しててそれを紛らわそうとしてたのかもしれないけどなんか礼儀正しい、ちょっと相手は戸惑うかもしれないけど悪気はなくていい人なんだろうなって思わせる、ちょっと変わった人な感じ。

なんか初めて盲目の女性に会うシーンで、映画自体はサイレントでセリフが聞こえないのに盲目の女性をメインで描くストーリーがなんかすごいなあ、って思った。なんか、オーディエンスと彼女がわかる世界は違うところが見って不思議な感覚にさせたし、それを題材にしようとしたチャップリンがすっごいなって思った。
花を落として初めてキャラクターが発した言葉として文字が映し出されるのが女性の"Did you pick it up, sir?"ってのもそのシーンに何か大きな意味的な、感情的なものを抱かせるのかもしれない。このシーンでいきなり潤んだ。
そこからチャップリンはこの女性が盲目だと気づくし、そうしたら最初のどちらの花がいいですか?の時のこっちって言ってるじゃないかみたいな少しイライラした態度じゃなくなってとても優しい目で見初めて、なるべく目が見えなくても自分の意思が伝わるように行動してあげるのとか、盲目の人に優しくしてるのがいい人、ってわけじゃなくてどんな人にも相手に自分の意思を伝えようとする心の余裕みたいな優しさが行動に出てるのがすごくこのチャップリン演じる男性を人間として好きになる。見ていて自分まで優しい気持ちになる感じ。

全体的に笑える部分ではそんなにうまくいくことそうそうないけどありえそうってところが好きだった。ボクシングでずっと審判に後ろにいるとか、それに慣れすぎて対戦相手も審判を見てて後ろにチャップリンいるの気づかないとか。
最初の方の落ちそうで落ちないのも落ちないで終わらせるのすごいなって思った。多分落ちたらそこで笑いは起こるのかもしれないけど(予測できるから笑えないってのもあるかもだけど)、落ちないことで次の展開、下から出てくるおじさんに喧嘩売るけど萎縮するみたいな、につなげるのがストーリーメイキングとしてなるほど、って思わされた。

ストーリー的に目が見えない女性のためにお金渡すけど手術したら自分の本当の姿が見えてしまう、、ってのはなんかそんなにすごいわあ、考えたこともなかったとかそういうの今までなかったわ、みたいなことじゃないし想像できるしなんならそういう話見たことあると思うけどそれでも最後涙が流れた。
この人だって、わかるのが声を聞いてじゃなくて花を渡す時の手を触った時っていうのがまたサイレント映画ならではなのかなって思う。
最後のチャップリンの嬉しそうなすごく子供っぽいけど満面の笑顔、心から純粋に嬉しいって笑顔がすごく可愛いし、その嬉しさが伝わってくる笑顔な気がする。

酔っ払いのおじさんはあんな友達のなり方もありで、一回くらい生きてるうちにあんな関係を気づいてみたいなって思う。

監督としても演者としてもチャップリンすごいなって思う作品だったし、見てよかった思う作品。
多分長い映画としては初めてのサイレントで、面白いと思えるものでよかった。次も見ようって思える。

一番最初のモニュメントの設立目的が「市民のpeace and prosperity」でそれをモニュメントで表すってところになんか風刺的な意味があるのかと感じるけどわからない。作品の中でまだ感じ取れてないことがあるのかもしれないし時代背景的なことかもしれない。

そうだ、それとお金を得て手術をして目が見えるようになった彼女は花屋を開いていた。おそらく道端でカゴから花を売っていた時よりも多くのお金を得られているだろうし生活に自由ができていると思う。
お金持ちのアルコールのおじさんがお金を使わない人だとは思わないけどそうやってお金の流れができることってこういうこと、つまり誰かの可能性を広げることなのかもしれないってすごくシンプルに、すとんとわかった気がした。
最後の笑みに北野武を感じた。

悲劇と喜劇の絶妙なバランスと車の走りと紐状の物体の自由な動き。

手の動きに注目してみると、より面白く見れる。
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