nam

ミッチェル家とマシンの反乱のnamのレビュー・感想・評価

4.4
「怒涛の情報量の感動コメディ!親子の絆の再生のロードムービー」

大好きなフィル・ロード&クリス・ミラーのコンビの新作という事で期待大でしたが予想以上に大好きで、傑作でした。

このコンビの手がけた作品は「スパイダーバース」「LEGOムービー」「くもりときどきミートボール」などこの辺りの作品が好きな方は即観てください!

ストーリーはAIが発達したロボットが反乱を起こし、ある家族が立ち向かうというシンプルなものですが、特徴的なのはその演出。

上記の過去作のような
怒涛の情報量によるテンポのよさと緩急のあるコメディは心地よく、笑えるかと思いきやバラバラな家族の絆再生のロードムービーという王道要素できっちり感動もできます。

さらに映像も3DCGなみならず細かい手書き風アニメーションが入ったり、時に実写も入ったりと自由な演出は"観るドラック"のようなトリップ感すら与えてくれます!

個人的には懐かしのあのおもちゃの反乱は最高でした笑 「ゴーストバスターズ」のマシュマロマンのようなインパクトと笑いのあるホラー演出は最高でした。

おまけに序盤の様々な伏線も回収しつつの、終盤の展開も映像や音楽の演出も相まって最高にテンション上がります!

当初は劇場公開も予定されていたのがNETFLIX配信になったとの事で、このクオリティの最新作がいち早く観れるのは嬉しい限りなのでぜひ多くの方に観てほしい作品。
nam

nam