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ミッチェル家とマシンの反乱のpekoのレビュー・感想・評価

3.9
自他共に認める”変な”家族ミッチェル家。親子の絆を修復しようと奮闘するが、突然人類を支配しようと企むロボット達に襲われてしまう。凶暴化した機械から世界を救い、家族はひとつになれるのか?

私の大好きな『スパイダーマン:スパイダーバース』のプロデューサー制作というだけで鑑賞。
作画の既視感は『くもりときどきミートボール』だった!確かに!
家族もののアニメ映画だし、子供向けかなと思ったけど結構刺さる部分もあって意外だった。
目が追い付かないほどの激しくカラフルなアニメーションはスパイダーバースを彷彿とさせる。戦闘シーンは特にそうだった。
ハチャメチャでメチャクチャだったりもするけど芯にある”家族の絆修復”に関する伏線回収は見事。
娘の反抗期でのすれ違いはまぁ~~~リアル。ケイティのさっさと親から離れたいから言う事聞いただけっていう見せ掛けのいい子にある意味ゾッとしたり。私はその時の弟くんの表情にぐさぐさ来ちゃった。
ケイティと弟くんの関係性も好きだったな、可愛かった。
そもそも声出して笑いたくなるようなシーンが本当にたくさんあるから純粋に飽きない。何度か吹き出しそうになった。(笑)

私はファービーもともと顔ちょっと怖いと思ってたので今作で普通に怖くて笑いました。

そしてなんと可愛らしくて遊び心のある演出のエンドロールだったんだ、愛に溢れてた。
とてもテンションの上がる映画だった~!
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