しょうちゃん

Swallow/スワロウのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
3.8
ヘイリー・ベネットが誰もが羨む暮らしを手に入れながらも、
漠然とした不安や孤独から静かに心を病んでいく美しき新妻を演じる衝撃のサイコ・サスペンス・ドラマ。

ちびっ子はマネしない様に。
ヘイリー・ベネット目的で鑑賞。
ボブヘアーのヘイリー・ベネットも素敵でした。
タイトルの“Swallow”の意味は“飲み込む”という意味で、
内容もそのまんまである。
食べてはいけない物を飲み込んでしまうというサスペンス映画。
ハンター演じるヘイリー・ベネットは、
誰もが羨む生活を送っているが、
夫に話を聞いてくれない日々に孤独を募らせてき、
そんなある日、
小さいモノを飲み込むという衝動に憑りつかれていく。
氷から始まり、
ビー玉、
画鋲、
電池と飲み込みたいという欲求に歯止めがきかなくなっていく。
この症状のことを異食症といい、
栄養価の無いものを無性に食べたくなる症候で、
小児と大人の妊婦に多いらしい。
一見ハンターは理想的な生活に見えるが、
生きづらさからの逃げ道を異物を飲み込むことで充足感に満たされる。
飲み込んだモノを排出しては、
コレクションとして並べている。
食べちゃいけない物を食べて目覚めるのは、
“RAW 少女のめざめ”を思い出す。
明かされなかったハンターの過去が、
後半から明らかにしていき、
そこから異食症だけで終わらない。
ノーおっぱいだがヘイリー・ベネットのエロさを感じる。
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