Kyasarin

蒲田前奏曲のKyasarinのネタバレレビュー・内容・結末

蒲田前奏曲(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

キネカ大森
舞台挨拶つき。古川琴音ちゃん目当て。


四部作のオムニバス映画
出演されている女優さんが好きな方ばかりなので観に行きました。
当初の目的であった古川琴音ちゃん、伊藤沙莉ちゃん、福田麻由子さん、和田光沙さん、瀧内公美さん、それぞれお芝居は良かったです。

主演の松林うららさんは初見ですが不思議な魅力のある方で見入ってしまった。
妙な色気が有りますね。

一番目
弟の彼女への嫉妬心
ブラコン?シスコン?結構仲良過ぎて少しだけ気持ち悪いなって思っちゃった。姉弟で普段生活でビデオそんな近くで撮り合うかな?(笑)弟の彼女の古川琴音ちゃんの存在感よ。。ナースの彼女の職場に潜入する姉、英語が堪能な院長の車に乗り込む彼女の写真を撮って弟に送り付ける。その後急に古川琴音ちゃんが戦後?戦時中?に亡くなった子だと打ち明ける……????言いたいこと伝えたいこと撮りたいものは分かったけど無理やりすぎん?展開急過ぎん??古川琴音ちゃんの力量で上手く纏まった感じ。彼女の良い意味で浮いた存在感素晴らしい。歌も良い。主人公マチ子のバイト先の中華屋行ってみたい(実在)

二番目
元女子高女子会のハチャメチャスーパー銭湯

伊藤沙莉ちゃん、福田麻由子ちゃん、和田光沙さん、ここでも松林うららさん、あと一人名前忘れちゃったけど、女5人の会話の掛け合い。屋上でお洒落飲み会の所から始まるんだけどやたら風強い(笑)ふっ飛ばされるんじゃ無いの?てくらいに風強い(笑)スケジュール皆さんその日しか合わなくて風強い日しか撮れなかったんじゃなかろうか、、しかも暑そう。そればっか気になってしまった(笑)会話劇はテンポ良くて、それなりに面白い。
沙莉ちゃんのまくし立てるお芝居、流石ですわ。麻由子ちゃんのホワホワした感じも良い。
結果、オンナは腹ん中では色々悩みあってそれを上辺では隠していて大変だねー!て話か。和田光沙さんは唯一既婚者の役で、でもセックスレス、沙莉ちゃんは男に頼らず1人で生きていきたい「金は、ある!」て台詞良かった(笑)松林うららさんは売れない女優、もう1人の方は不倫、麻由子ちゃんは結婚にこだわる処女。それぞれの考えが交錯する蒲田温泉(また廃れたスーパー銭湯が良い)


三番目
火口のふたりの瀧内公美さん。サバサバして真木よう子みがあるお芝居。
セクハラがテーマ。男性と女性とだと感想が変わってくるのかもなと思った。Metoo問題に切り込んでるけどわたし詳しくは分からないけど面白かった。イライラして行く様がわたしも一緒にイライラ(笑)
売れない女優さんって色々セクハラやこういうのたくさんあるんだろうなー…

4番目
もーね、一番分からない。意図が分からない(笑)この監督さん、有名な方なのかもしれないけど勉強不足で私には刺さらず、退屈でした。ごめんなさい。

賛否はあれども、わたしは嫌いではない映画でした。
Kyasarin

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