aka黄屑

れいこいるかのaka黄屑のレビュー・感想・評価

れいこいるか(2019年製作の映画)
2.7
映画芸術年間1位/キネ旬11位で気になってた(実は観るまでキネ旬1位と記憶違いしてた…)『れいこいるか』(20年)観了。監督曰く「死んでいったたくさんの知人に捧げた」"辛くても人生は続く"阪神淡路大震災からの25年。元夫役は以前"川屋せっちん"名義で『HANA-BI』等に出てた河屋秀俊で16年に改名したらすい。彼は62年生れ(!)で見事に中年~初老の男を演ぢてる。
元妻役の武田暁は76年生れの関西演劇界のヒトでこちらも熱演。
悲しみを背負ったヒト達が無理に飄々と振る舞う様は全編通して印象的。
元夫の父役/豊田博臣、元妻の母役/美村多栄(この二人の設定は調べないと判らなかった・汗)、スナックのママ役/時光陸みんなイイ!!
脚本家でもある監督は本作では書いてない。本作以降もピンク映画は撮ってて、ビンク映画では今岡信治、一般映画ではいまおかしんじ名義を使ってる。
製作費250万円(!)でやれるだけのことはやったと思われる"王道の邦画"。
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