れいこいるかの作品情報・感想・評価

上映館(1館)

れいこいるか2019年製作の映画)

上映日:2020年08月08日

製作国:

上映時間:100分

あらすじ

「れいこいるか」に投稿された感想・評価

あまり得意ではない「ノリ」と登場人物らの「クセ」の強さと性的な「なまなましさ」に好みがわかれそうだが、どこかで耳にした「映画は人生の追体験」という言葉がしっくりくる、そんな作品だった。
ここまで他人の人生を生きた感覚を味わえたのは初めてかもしれない。
不思議な雰囲気には中毒性があり、妙に心をゆさぶられた。
ムチコ

ムチコの感想・評価

4.5
わぁあん! と大きな声を上げたくなるようなところがいくつもあった。

登場人物それぞれの人生にいかにもドラマティックなことが起こっているんだけど、それがドラマティックに取り上げられず、そういうものをそれぞれが適当にやりすごしてるところにリアルがある。れいこ、いるか、いないか。

「自分が記憶している震災を扱った映画」を見るのに(被害にあったわけでもないのに)25年と少しかかった。撮るのには当然それ以上の覚悟が必要だっただろう。いまおかしんじの真摯さが伝わる映画だった。
東北の震災をテーマにした映画はわたしはまだ当分見る気になれない。

ところであの角打ち、子どもの頃日舞のお稽古に通ってたところにあった店にそっくりで、あの頃一緒にお稽古行ってた人に見てもらいたい…
mmm

mmmの感想・評価

4.1
阪神大震災で一人娘の「れいこ」を亡くした夫婦
ストーリーは、残された2人と周囲の人たちのその後を描いている。

画面に映し出されるのは、どこまでも他愛ない日常。

良く笑い、コツコツ働き、たまに誰かを頼ったり
嘘をついたり、欲や寂しさに負けたり

ちょっとだらしないところもあるけど、みんな優しい人達ばかりだった。

流されるように生きているようで、みんな誰にもみえないところで片時も離さず大切なものを握りしめてる気がした。

ここにはいないけど、どこかにいるんじゃないか…
誰かの中で生き続けるってこういうことなのかな。

かばんから、ひょっこり顔を覗かせたイルカのぬいぐるみ
…やっぱり、いると思うな。

生きたこと、生きていくことを見つめ直させくれる作品でした。
なんどでも泣けるよ

このレビューはネタバレを含みます

阪神淡路大震災で娘を亡くした夫婦のその後の25年間。震災がテーマの映画と思って観てもたせいか地震の描写があっさりで阪神淡路大震災の映画という印象はあまり感じず。見知った神戸の街並みが幾度となく登場し最後は街を見守る鉄人28号も長めに映し出されるけれども。夫婦のパーソナルな映画と思って観るべきだった。

それでも上手い映画だと思う。いるかのぬいぐるみ、変わりゆく人々の中で1人変わらないセブンおじさんの安定感、失明=盲目のメタファー(急に治った理由は監督も分からないらしい)、「おかあちゃん」と数年越しに届く声、水族館のれいこなどちゃんと要素を抑えてる感じ。
なんだろう、震災前の描写をもう少し濃くして夫婦以外の変化も少し観たかった気。男→女だけでもまあインパクトはあるけれど。
25年を詰め込んでるので駆け足なのは仕方ないけどもう少し妻の外見の変化をどうにか。むしろ若返ってる感じある。妻のお母さんの変化はうまかったな〜
25年も持ってる割に最後までぬいぐるみが綺麗すぎるのも気になる。なぜか「ブニュエル 我が人生の幻想」の本が一瞬映し出される謎。

色々思う所はあるけど良い映画だと思う。
性は生だし低い温度感とオープンエンドも淡くていい。邦画で感じがちな人物描写の不自然さも全く感じず役者さんがうまい。妻役の身近にいそう感いいなあ。
海の工事はわざとなんだろか?
元夫婦で遊具に登ってるとこ好きだったな。
れいこはいるし、いたし、いる。
肉

肉の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

やるせなさと一緒に生きている庶民たちの映画でもある。クリーンさが無く寛容で安心感があった。善悪で語っていては救われないものがたくさんあった。
『その街の子ども』の時代にはまだトラウマを乗り越えない選択をした人たちが、震災から25年後に解放される。

海が神戸の海!
関西弁が神戸の関西弁!

時光さんがいたのエンドロールで名前見つけて「時光さんなんかいたっけ」ってしばらく考えてから気付いた。びっくりした

あと濡れ場の演出がめっちゃちゃんとしてて「こいつらの不倫さては長いな?」とまで思わせるの面白いな
かくわ

かくわの感想・評価

3.5
阪神・淡路大震災で一人娘を亡くした夫婦の25年。

人生を経験すればするほど刺さる作品な気がします。
この作品で描かれていることのほんの僅かしか経験したことがない自分はまだ受け入れ切れていない。

ただ間違いなく言えるのは、この作品は「生きてきる」ということ。
映し出されているヒト・モノが実在するかのよう。

10年後に観たい。

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松本CINEMAセレクト
上映後アフタートーク

いまおかしんじ監督
城定秀夫監督『アルプススタンドのはしの方』
守屋文雄監督『すずしい木陰』

制作にあたっての経緯や、神戸で撮ろうとしたきっかけやキャスティングなどが語られました。
3人の監督が登壇し、一度スイッチが入ってからのお三方の会話がすごく面白かったです。

2020-182-084
M

Mの感想・評価

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間違いながら、くじけながら生きていくのが人間
でも、少なくとも、誰かを傷つけてしまうことが自分の眼に映るような選択はしたくない
でも、それができないのが'人間'なのだとも思う

死を想うことはその時の自分を想うこと
いわゆる閑静な住宅街で、中高から私立に行って、ある程度の人たちの中で育った身からすれば、このキャラクターたちは底無しに魅力的だ。角打ちのおじさんたちも、ウルトラマンセブンを持つ知的障がいのある青年?も、母性の塊のようなイチコも。

後半流れが失速して予定調和的に終わってしまったのが残念。

のっぺらとした映像だったけど、リピドーに突き動かされてる感じはすごく良くて、印象的なシーンが多かっただけに、あまりに簡単に意味を完結させてしまった感じがあった。

でもまー私は、好きだったなァ。
nyh

nyhの感想・評価

3.3
バチボコ狭狭コミュニティ悲喜こもごも〜‼︎
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