滑走路に投稿された感想・評価 - 5ページ目

「滑走路」に投稿された感想・評価

どうしたってリリィシュシュを思い出すけどあれ位のわかりやすい残酷なイジメ描写は必要だった気がした。ただの切ないラブストーリーとして消費されてしまったらあまりに残念だし自殺を美化させすぎる風潮も違うと思うのだが。いい映画だからこそちゃんと届けるべき人に届けてほしい。
ぶん

ぶんの感想・評価

3.7
若くして世を去った歌人、萩原慎一郎が自身のことをうたった「歌集 滑走路」が原作の映画。

3人の人の3つの話が、過去と現在とそして未来の時代構成で行ったり来たりします。少し戸惑いました💦
でもそれが一つに繋がった時、いい具合に「時」の残酷さというのか、罪と後悔と贖罪と先に見える光みたいなのを感じさせてくれるんです。

翠はどうしたい?翠のしたいようにすればいいって言葉は一件優しそうだけど残酷、孤独感ですよねぇ
今の世の中に不安があるのなら反対すればいいのにって思いました。
それでも翠は産むでしょうが、そうやって言い合ってこそ夫婦なんだろうなぁって思います。多分離婚にもすんなりOKしたんでしょう。

そして鷹野…彼の罪は大きいけどあの教科書を見つめて意識し、亡くした友人の分までしっかり生きて行く事が償いと言う、学級委員の母の大きさが強く刺ささり親の立場としてジーンでした。

映画を観た後に萩原慎一郎の経緯をなぞるととても胸が痛くなりました。
ただ彼の自死がなかったら歌集が小説にならず映画にもなず、一部の人だけがほんのり意識して終わっていったかも知れないと思うと、もっと辛く苦しんでいる人は多いんだろうなと思います…イジメは人間の醜いところにあるから。
なんか、生きるのってほんとしんどい。
息をするのにも躊躇してしまうような日常もすぐそこにあるし、疲れちゃったなみたいなさ、そういうものと向き合うことが生きるってことなのかな。どうなんだろうね。
それって生きながら死んでるみたいだよ。
Zhenji

Zhenjiの感想・評価

2.5
自殺した理由を明確にしなかったことで、本作のポジティブなメッセージが無能化されてしまっていて致命的だと思う。

役者さんはみんな良かったけど。
nemo

nemoの感想・評価

3.8
屑籠に入れられていし鞄があれば
すぐにわかりき僕のものだと

いじめの過去と向き合って闘いながら短歌に昇華させ、32歳で命を絶った萩原慎一郎さんの遺作をモチーフにした作品
原作は過去のトラウマに囚われた故人の凡作と評す方もいますが、私は彼の魂の叫びをもっとたくさん作品として読んでみたかったと思いました

映画本編は唐突で不穏な地震や、同級生三人の時間軸が交差するので暫くは混乱しましたが、
過去の忘れようとしてきた傷跡に触れられているようで、苦しいけれど観て良かったです

飛行機もう一機だけ、、、
ナム

ナムの感想・評価

3.7
あの綺麗なラストシーンがあったのに、彼はどうして自死を選んだのか
受け手に想像させる演出は余韻を楽しむ上で好きだけど、これに関しては理由を探してしまった…気になってしまう
あんなに美しいラストシーンの後にある結末を知ってると涙が出た
傷は消えたように見えても一生付き纏う
Mika

Mikaの感想・評価

3.0

たくさんの浮かない表情を抱えて
私たちは日々を生きているんだと思う

過去も未来も、現在も
傷付き悩んで、葛藤だらけ

傷は簡単には癒えてくれないし、
山積みの仕事は生活を侵食
味方でいてほしい家族だって
心の奥底なんて全然分からない

夫に、子供が欲しいか聞いた時
どっちでもいいなんて言われたら
私だったらどうするんだろう
考えただけでゾッとしてしまった

すべてがいつか、
飛び立つための準備だったのだと
そう思える日が来たら良いな
ka2yoshi

ka2yoshiの感想・評価

4.5
『非正規、いじめ――逆境の中、それでも希望を託した魂の叫び』
記録
2022/05/03
2022-109

思いのほか平均点が低いですね...時系列を頭の中で整理する必要はありますが、僕はかなり見入ってしまいました。

いじめられた記憶がずっと残るっていうのは本当に残酷。その辛さを表に出せない人も多いから、その時々できちんと向かい合って会話することの重要性を思い知りました。ただ、鷹野が厚労省の官僚である設定はそこまで効いているようには思えませんでした。

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