このレビューはネタバレを含みます
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実話というのが驚愕すぎて…死と隣り合わせの状況下において尋常じゃないほどの不安や想像しようもないほどの絶望の中、記憶と強靭な精神力、それに度重なる勇気ある決断で、ただ生きるために必死で命を繋げようとし>>続きを読む
白石和彌監督作初鑑賞。香取さんの演技、感情の振れ幅が大きく暴力性に満ちた役柄の演技がとにかく凄すぎた。また、暗めな照明が主人公の陰鬱な感情とリンクしていたことやサスペンス要素も含みながらも重厚なヒュー>>続きを読む
サスペンスやスリラーならではの不穏な効果音等の劇伴をほぼ排した淡々と進む構成故に、少し疑問が残るラストが妙に腑に落ちず珍しく作品を振り返りしっかり考察した。
牧師という難しい立場、敬虔なキリスト教論者>>続きを読む
異文化相互理解“を主軸に、家族や人との繋がり、日々を懸命に生きていく中での生きづらさや歯痒さが描かれていた。
しっかり者で誠実な池松壮亮さんと飄々とした能天気なオダギリジョーさんの少し噛み合わないよう>>続きを読む
精神科においてショック療法が当たり前だった1940年代ブラジルで、周りの批判や前例に屈せず芸術やペット療法などの心理療法を訴え続けた女性の実話に基づく物語。“人“を思い“人“に尽くす彼女の思い、愛情の>>続きを読む
貴族と庶民間の身分の違いが鮮明だった1970年代後半のフランス。今でさえ当たり前な大衆のために開かれた“レストラン“だけれども、そんな当たり前が当たり前でなかった時代において、誰もが何の気兼ねや後ろめ>>続きを読む