このレビューはネタバレを含みます
恋と愛の話だった。
縁が琴子のこと好きってとこに繋がる、純の友達カプの伏線が好きすぎる。
始まりはパトカーと高校生が父親殺害のニュースで不穏だけど、最後は登場人物みんなホワイトで綺麗に纏まってるなあと思った。
ベルモだったのがめちゃ地元感あふれてて、関西弁とのアンバランスさに戸惑う。(映画に入り込めなかった感)
業平が縁と最初会ったときに、琴子が縁の話ばっかりするってとこ、縁が琴子に好意抱いてるの分かった上で思い返すと、縁の嬉しい気持ちと琴子が業平のこと好きって分かってる気持ちの複雑さが刺さる。
そのあと業平とデート行った琴子が、面白くなかった(緊張してお腹痛いし、ヒールで足痛いし、業平は縁のはなしばっかりするし)て話するところも、縁としては複雑なんだろなと思う。
琴子はあくまで男の子が恋愛対象で、それをわかってる縁が琴子の1番近くキープしてるってところ、もう普通の片想いすぎて尊い。叶わないって分かってて、関係壊したくなくてそうしてるみたいな。
叶わないて意味で言うとりお(?)と純の仲もまさにそれで、岡田が琴子好きなのも業平が縁好きなのも、片思いの映画すぎる。
片思い描いた甘酸っぱい青春映画ってだけじゃなくて、家族の話絡めてリアリティ(ありきたりな言葉だけど十代の葛藤みたいな)増してるの好き。
この先ブルーハーツ聴いたらきっとこの映画を思い出す。