とし

リンダ リンダ リンダのとしのレビュー・感想・評価

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)
4.0
上映期間中に映画館で観て以来2回目の鑑賞。
2005年当時小6だったけどすでにブルーハーツのファンだったので、ブルーハーツのカバーをする女子高生バンドの映画をやると聞いて観に行った作品。
近い映画館ではやっていなくて結構遠くまで父親に連れて行ってもらったような気がする。感謝だよなあ。

JITTERIN'JINNの「プレゼント」が入っているはずのカセットテープを流したら中身はブルーハーツの「リンダリンダ」で、学園祭で演奏する曲をブルーハーツに決めるシーンは妙に印象に残っていたなあ。

当時はブルーハーツの曲が映画の中でたくさん使われて嬉しいくらいの感想だったような気がするけど、今観ると喧嘩したり恋愛したりと高校生らしい人間関係の描写もとてもいい。女子高生がブルーハーツをやるのもいいけど、ブルーハーツ要素なしでも楽しめるくらいにはストーリーも面白い。
日本人である槙原が韓国語で話して、韓国人であるソンちゃんが日本語で話すという逆転現象が面白い。あのシーンはあまり覚えていなかったけど。

ヒロトの弟、甲本雅裕さんが先生役で出ているけど、これがまたいい先生。夜中に学校へ忍び込んで練習するメンバーを叱るどころか、もっと堂々とやっていいと。キレートレモンのCMから立て続けの兄弟共演。

小出恵介さんや松山ケンイチさんも出ていたんだね。
香椎由宇さんと関根史織さんを初めて知った作品でもある。Base Ball Bearというバンドを知るのは中学生になってからだからもう少し先のお話。リンダリンダリンダに出ていたあの人か!ってなった。

出演者は1985年生まれが多い。ブルーハーツが結成した年に生まれた人たちを選んでキャスティングしたのかな。
年齢的に当時高校生役として起用しやすかっただけかもしれないけど。

23-24
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