このレビューはネタバレを含みます
あらすじ読んで、悲喜こもごもの“喜”に期待してしまっていたらしく、話が進むば進むほど“悲”が強くなって、で、つまらなくてしぼんでしまったYO。悲劇は喜劇にすらなってなかった。演出のせい？原作のせい？
途中までは楽しかった。ミチさんの件はこの映画で最高の盛り上がりをみせた。そして夏川結衣さんがいる間も観ていられた。のに、中だるみ、後、急失速！疾走すればいいのに、失速（笑）あかんやろ、なぜつまらなくする。しつこいが原作がつまらないのか？と映画ではなく原作のあらすじを読むと決してつまらなくない。
前半は人間臭いドラマが展開されてたのに、夫婦と女子高生と先生が来てから中だるみ、そして急激につまらなくなる。あらすじはイケる！と感じたのに…。せっかくの安田顕ちゃんと余貴美子さんが台無しさ〜。
主人公は決してハキハキした明るい性格の設定ではないことは重々承知。でも波瑠さんって、いつもこんな感じよね、『あさが来た』以外は。生気を感じないというか、なんというか。
最後に、この先生と生徒の心中は実際の事件を参考にしてるっぽい。現実は小説より奇なりだわ。ハゲ爺とイチャイチャしてる女なんて生ごみの日に捨てちまいな！
