よふかし

粘土のよふかしのレビュー・感想・評価

粘土(2012年製作の映画)
4.2
盲目の老女のアトリエにモデルのバイトをしに来た主人公の青年。老女は彼の身体を手で触れることで「見て」いく…
静寂と官能。肉体と粘土。ある種の非日常とも言える空間の中にじんわりとした安心感が生まれ、身を任せて良いのだと感じさせる不思議な雰囲気に呑まれてしまった。美しい。
ラストの老女の行動は私の解釈では芸術の生と死を彷彿とさせたんだけど、本当の意図は何だったのだろう。監督のインタビュー後でみよう。
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