やっぱり映画って、観るタイミングで評価が変わるなあ。
一昨日、奥さんと子供は奥さんの実家に里帰り。私は仕事や地元の役目があったりして家にひとり。年越しは自分の実家が近いのでそこで過ごすんですが、
寂しさが高まった今日くらいのタイミングでこの映画を観たら、けっこうイイ。映像や演出の古さなんて関係なく食いついてしまいます(笑)
この映画は父子家庭×新しいお母さんという単純な物語。
クレイマークレイマーを観た時は「もしも」を想像して悲観的になったりもしましたが、この映画では子供が前向きにパパを支えてくれる場面が多くて、落ち着いて見ていられました。
でも、こういう夫婦愛・家族愛の物語を観ていると、人が生きる理由は結局、嬉しさ、楽しさ、美味しさとかを感じるためなんだよね、そして、安心してそういう生きてる喜びを感じるために、家族が欠かせないんだろうな・・って思います。
生きる目的は、コスパでも効率でもないんですよね。何か活動してる時は、そういうものにとりつかれたりするし、それを追求するのが仕事だったりするけど・・。
暇にまかせて長々と書いちゃいましたが、この気分からの流れで、天使のくれた時間をまた観ようか。手塚治虫のブッダを読もうか。いちばんリラックスして、夢中になれる物語を味わいたいな。
年越しくらい、気の向くままに過ごしたいですよね。時間も効率も、片付けなきゃならない用事のことも何も気にせずに。
レビューも、いつも以上に気ままに書くことにします(笑)