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マグノリアのbebemamaのレビュー・感想・評価

マグノリア(1999年製作の映画)
3.9
2回目
1回目公開時に映画館で

PTA(最近知ったので、言ってみたかった!)による群像劇
群像劇って事も忘れてました

多分当時、トム・クルーズがいつものトムっぽい役じゃない映画に出演、と評判だった
後、アレも!

3時間程だが、長さは感じさせない

あのクイズ番組と何らかの繋がりのある登場人物達
9人の24時間を

そのクイズ番組の収録シーン
長回しで、様々な人物を次々にバトンタッチしながら追って行くカメラワークが心地良かった

父親との関係
それも、難のある父親
父親のせいで人生めちゃくちゃか、そうなりそうな人達、、、

群像劇なので、ある人物をじっくりというわけではないが
それぞれの人物を上手く配置し
葛藤、苦悩そして、過去の後悔、、、

前半は、皆んな心の中の人に言えない葛藤を発散させる様に、怒鳴ってばかり
そして、それを乗り越えて、救済されて、、、雨後晴れ!

冒頭で、偶然は起こりうる話を振ってあるので、まあ、世の中いろんな事があるよね!

あんな事があったら、なんか気持ちも切り替わるかな

トム・クルーズは女性を口説く術を教える、カリスマ講師(?)のフランクの役
確かに、今まで観たことがない役
まあ、すっごいセリフがバンバン出てくる

個性的な俳優さんが多い

フィリップ・シーモア・ホフマンは穏やかな、とても普通の人の役
彼だけは自分の苦悩ではなく、人の為に動く
癖のある役が多いので、素直な笑顔が珍しい

女性インタヴュアーの冷静さがいい
クイズ少年の未来が心配

前に鑑賞した時よりは、心に染みた感じがする
結構普通じゃない経歴の人達ばかりなのに、感情移入できてしまう

そりゃ、20年経ってますから!

以下ネタバレ




























子の悲痛な心は親に届いたのか、、、

このカエルオチはネタバレになるのかな?
カエル降って地固まる!
カエルが全てを流す(?)

世の中偶然はある
でも、誰かが言ってた、偶然のない人生もあるのだから

(先日、偶然、あるスーパーのカードにチャージしてあった金額ピッタリの買い物をした!
レジの方が教えてくれて、2人でビックリ!
世の中、あり得ないことはない!
はい、とても小さな偶然でしたが(笑)
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