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マグノリアのパパのレビュー・感想・評価

マグノリア(1999年製作の映画)
5.0
繋がりが無さそうな9人の生涯最悪クラスの1日を描く群像劇。
鼻声のエイミー・マンが歌うサントラとセットで大好き。

PTA監督自身がアルトマン監督の「ショートカッツ」の姉妹映画と言ってたけど産みの親が違うのでそうは思わない。
良く言ってもジェネリック映画。

【主な登場人物】
・TV番組製作会社のボスで病死目前な爺その1
・金目当てで↑と再婚したヒステリック奥様
・爺その1を献身的に看護する物静かな看護人
・長寿クイズ番組の司会者で病死目前な爺その2
・父親が大嫌いで家出した↑のジャンキー娘
・長寿クイズ番組で連勝記録更新目前の天才少年
・長寿クイズ番組の元祖天才少年で今はただのアホな男
・現在嫁さん募集中の真面目で信心深い警察官
・女性の口説き方を超下品に伝える愛の伝道師(イケメン)

元祖「ショートカッツ」より個性的な9人の主役たち。
この映画も事件は起きるけど日常の一部として深追いしない。

そして最後の落ちオチ(文字どおり)は圧巻。
衝撃的すぎて重かった話を全部持ち去っていく。
ちなみに昔TVで「科学的に(ハリケーンとかの影響で)あり得る」って言ってた。

どんなに辛くても人生何が起きるか分からない
そんな映画。
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