ツーラン

宇宙大戦争のツーランのネタバレレビュー・内容・結末

宇宙大戦争(1959年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 地球侵略するナタール人っつうエイリアンがいるってんで、地球人が結束して大戦争する話。 

 まだ人類が宇宙にも行っていない時代の映画でまさに空想科学な映画で楽しい気持ちに慣れました。 

 冒頭で宇宙ステーションが謎の円盤に攻撃されるツカミから、人類が会議してチームを作って月面にいるらしいエイリアンの基地にアタックをかける。そのチームの選抜もどういう人物なのかもよくわからないままあっという間に進むジェットコースタームービーでした。ちょこっとだけメンバーの男女がお月様を見上げて語らうという恋愛っぽいことが描かれて、その2人をちゃかす男の友達がいてというのが少しだけ描かれて、あっという間にお月様に向かっていました。基本、会議があってそこで決定したことがすぐ次のシーンで描かれていきました。 

 月面で基地攻撃があって、そこからの脱出での円盤からの攻撃を防ぎながらカーチェイスなんかも見ていて楽しかったです。そこで宇宙人に憑りつかれた友達が味方のロケットに破壊工作をしていたと思ったらすぐに目を覚まして自己犠牲の精神を発揮していたりするのも凄かったです。どうやって洗脳を解いたのか謎でした。 

 そしていよいよ地球の名所に円盤が攻撃してきて、それに対抗する地球人たち。もう少し何で勝ったかとか作戦として細かく描けたらカタルシスがあったと思いました。 

 とはいえ【アルマゲドン】や【インデペンデンス・デイ】が作られる何十年前に日本で作られているのを知ることができる映画でした。 
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