極度の潔癖症で、人と関わらない孤独な青年と視線恐怖症で
不登校の女子高生が、必然的に
出逢い、恋に落ちていく。
互いの傷を克服しあい、
惹かれていくラブストーリーかと思えば、SFというか、
ファンタジーな要素で絡み合う。
多くを語らず、感覚的に見せる
場面も多く、観るものの
解釈が異なる映画かも。
人と人を好きになる感情は、
どこから芽生えるのか、
頭が、関知するのか、
心で、感知するのか。
画面がかなり暗く、見づらい上に解りにくい所もあったのが、残念。
林遣都はかわいく、
小松菜奈は、はかなげな美しさ
が漂っていて、よかった。
井浦新はかわいそうだけど、
そのせつなげな表情がいい。
ポスターも暗い。
パンフはクリスマスカラー。
「ダ・ヴィンチ」12月号の
表紙は林遣都と小松菜奈。
二人のインタビューでは、
「心が動くか動かないか」を
中心に考えていたとある。
とても自然体だった。