ユカリーヌ

恋する寄生虫のユカリーヌのレビュー・感想・評価

恋する寄生虫(2021年製作の映画)
3.5
極度の潔癖症で、人と関わらない孤独な青年と視線恐怖症で
不登校の女子高生が、必然的に
出逢い、恋に落ちていく。

互いの傷を克服しあい、
惹かれていくラブストーリーかと思えば、SFというか、
ファンタジーな要素で絡み合う。

多くを語らず、感覚的に見せる
場面も多く、観るものの
解釈が異なる映画かも。

人と人を好きになる感情は、
どこから芽生えるのか、
頭が、関知するのか、
心で、感知するのか。

画面がかなり暗く、見づらい上に解りにくい所もあったのが、残念。

林遣都はかわいく、
小松菜奈は、はかなげな美しさ
が漂っていて、よかった。
井浦新はかわいそうだけど、
そのせつなげな表情がいい。

ポスターも暗い。
パンフはクリスマスカラー。


「ダ・ヴィンチ」12月号の
表紙は林遣都と小松菜奈。
二人のインタビューでは、
「心が動くか動かないか」を
中心に考えていたとある。
とても自然体だった。
ユカリーヌ

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