爆裂BOX

ザ・パラサイト 寄生する獣の爆裂BOXのレビュー・感想・評価

2.7
アメリカ東海岸で変死事件が多発。科学者のルイザは調査に乗り出し、道野寄生生物の存在に辿り着くが…というストーリー。
ほぼほぼPOVで構成された作品ですね。物語としては西海岸で水辺などで発見された変死体は頭部が内部から破裂したような状態になっており、主人公の女科学者はそれを寄生生物の仕業ではないかと考えるというものですが、それをルイザがパソコンに記録する映像日記や彼女を監視するCIAのメガネカメラの映像、学生や一般人の撮影した映像、監視カメラの映像などで語っていくという感じですね。ただ、それぞれの映像がつながっているという感じではなく、ブツ切りの印象を拭えません。主人公の言ってることも途中から妄言みたいな感じになってきますし。
前ぶれなくいきなり感染者たちがゾンビになって大挙して登場するのも唐突過ぎる気はしますね。その後の映像で町中にゾンビが蔓延ってる映像と割と普通な町の映像が交互に挟まれるのでどこまで蔓延してるのかもイマイチわかる面い感じですね。
預言者を名乗るホームレスがもっていた邪悪な本や海に潜む者、発狂した者たちが描く絵等から想像するに下地になってるのはクトゥルー神話なんでしょうね。最後に主人公が「人類が生まれるよりも遥か昔に地球に追放されて海に棲む」と言ってましたし。
主人公の正体は予想が付きましたが、中々悪くなかったですね。ラストの海辺の風景も終末感漂ってて好きです。
エンドロールのNG集は別に要らなかったけどなぁ。
この手の映画ではよく見かけるエリック・ロバーツとトム・サイズモアがチョイ役で出演しています。別にこの二人じゃなくてもいいような役ですが。
あんまりオススメはできない作品ですね。クトゥルー神話好きなら…と思いましたが、尚更オススメ出来ないかな。怒り出す人いますね。