みんな辛いけど、でも頑張っている今だからこそ心に響く今作。
元気をもらって、まだまだ頑張って早く何時もの日常を取り戻そう！と励まさせられる様でした。
私事ですが、テレワークになって数週間経過し取引先、同僚や上司とは１００％メールと電話でやり取りで、これが通常の対面で話すよりも全然緊張感や焦りを感じる日々です。ですのでテレワークでの業務終了後は凄く疲れるし、だからなのかＧＷで休暇中である今、お仕事からの解放感がハンパありません。
そしてその様な状況下でこれまでとの明らかな変化が・・・。それは映画を観なくなったという事です。映画館が休館でも配信やレンタルで数々の作品を鑑賞出来る現代ですが、何故か観る気になれない・・・。
理由は分かりませんが普段の日常とは異なるこの状況が影響しているのかもしれません。
そんな折、あかね様のレビューで今作を知り本日鑑賞。こんな時だからこそ上田監督はじめカメ止めキャストさん、スタッフさんが映画でみんなを元気づけよう！って内容が何かとても嬉しくなりました。
そして後半の真魚さんの言動・・・、絶対芝居ではないと思いました。本心だって思いました。みんなストレス溜まってどうしようもなく不安で、だから真魚さんが語る普通の事がどれだけ人々にとって大切なものなのか凄く伝わってきて思わず涙してしまいました。また、そんな真魚さんをモニター越しで見ている濱津さん、しゅはまさんがホントのお父さんとお母さんみたいでとても優しそうでした。
因みに濱津さんはドラマ絶飯ロードでもちょっと頼りないお父さん役でしたが歳のせいでしょうか、今作の日暮父とか絶飯の父みたいなお父さんが、何でもかんでも強気で前へ前へ出てくるお父さんより全然カッコイイと思う様になりました。
そして日暮母役のしゅはまさん。今作めちゃめちゃ色っぽいです。昨日観た家政夫のミタゾノでの役はカメ止め本編日暮母と変わりがありませんが、何故か今作日暮母は凄い色気を感じました。
30分弱の今作ですが今だからできることを上田監督なりに実行していて、それにキャストさんとスタッフさんがしっかり付いて来ていて、とっても元気をもらえる内容に仕上がっておりました。
