まりぃくりすてぃ

えのしまピエロのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

えのしまピエロ(2018年製作の映画)
1.4
今年の最高邦画に内定済みの人も多いだろう『37セカンズ』に、後半の爽やかなキーパースンとして貢献した芋生悠ちゃん。だが、若女子を漁ってはPV的駄作を撮り散らしてる某監督に、少し前にこうして愚痴っぽく8㎜で撮られてた。黒歴史?
疾患か演出か個性なのか、すっごい音痴。でも、それなりに意味ある一人称。アメリカ帰りのオバサンに「食べて、遊んで、愛した」と言われたところまでは、観れる。
ピエロが登場してからすっかりくだらなくなる。
痛すぎて私を爆笑させちゃった大和田紗希主演『さくら、手のひら』よりはまだマシ。ポテンシャルあるモトーラ世理奈をただの大根にした『恋恋豆花』の、味つけの謎がこうして解けてくる。この監督は、バツだ。。

どうでもいいけど先日、昼間の公園の隅で、私が斜め懸垂やぴょんぴょんスキッピングやシャドウボクシングに励んでたら、外人(白人)の一家が近くも遠くもないベンチのとこにいて、マスクしてる父母から飛び離れて八才ぐらいのガキ♀と五才ぐらいのガキ♀がノーマスクで活発に遊んでた。姉妹は私のすぐ近くの遊具んとこに来た。二人とも私をちらちら、というかジーッと見る。
姉妹は私にさらに近づいてきた。妹のほうが、私に視線を合わせたままぺこりとお辞儀した。それで私は「America?」と訊いた。妹は無言で頷いた。私は「Welcome」と心にもないことを言った。二人とも無反応だった。
私は黙々とシャドウボクシングを再開した。地面には蟻などがいた。二人はいつのまにか両親のベンチへと戻っていた。
マスクをつけ、私も公園を去った。
空を連日ぶんぶんする飛行機、あれは次亜塩素系でも撒いてくれてるのかな?

「布マスク『あたり』の文字でもう一個?」
(季語/マスク→クスマ→クリスマ→冬)

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