けーな

ビルド・ア・ガールのけーなのレビュー・感想・評価

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)
3.5
冴えない女子高校生が、イケてる女子になりたくて、ロックの音楽雑誌の記事を書くことに応募し、仕舞いには、毒舌な評論を書いて人気を得るが、自分が本当にやりたかったこととは違うと気づく、少女の成長物語。

イングランドに実在するジャーナリスト、キャトリン・モランの自伝的小説『How to Build a Girl』が原作。

どうも主人公のジョアンナに共感できなかったけれども、登場人物皆が、コテコテのイギリス英語を喋りまくるところが、楽しくて、すっかり見入ってしまった。

とは言っても、観終わってから分かったことには、ジョアンナを演じたビーニー・フェルドスタインは、アメリカ人。若い女の子が話すイギリス英語の雰囲気をよく捉えていたんじゃないかと、私は、思ったけど、ネイティブが聞いたらどう思うかな。彼女は、実生活で、イギリス人と結婚しているので、イギリス英語も上手いのかな。

舞台は、イングランド中部のウルヴァーハンプトン。雑誌社のあるロンドンに行ったり、ミュージシャンの取材で、アイルランドのダブリンに行ったりもする。

そのダブリンで出会うミュージシャンのジョン・カイトが、すごく良かった。ジョンを演じたアルフィー・アレンが、とっても魅力的。「ゲーム・オブ・スローンズ」で有名ならしいけど、未見。「ジョジョ・ラビット」にも出ていたのか。ノーチェックだったから、全く覚えてない…。これから、気をつけて見てみよう。

他のユーザーの感想・評価

MASH

MASHの感想・評価

3.5
地味な陰キャが有名になりテングになった挙句、大切なものを失って気がつく話。

家族が優しいのが救い。
何事もほどほどにだね。
kei

keiの感想・評価

3.8
it's my hairは笑った。
ビーニーさん本当上手い。ビーニーさんが好きだから共に喜怒哀楽し、楽しい映画だった。
Skip

Skipの感想・評価

1.5
ベッドからバスタブにいる彼を見つめた時の顔まぁまぁ良かった。 
ただビーニー・フェルドスタイン、コメディエンヌくらい振りきれてないし、実力派女優でもないし、映画の最後髪の毛をそんなに短くもできない。コメディエンヌにもなれなきゃ演技派にもなれない。ただ有名人になりたいだけの人の演技だから全然心に響かないし、深さもないから、そんな人を主役にもってきたら映画自体がチープになる。おそらく自分のこと可愛いと思っちゃってるから全てが中途半端。
90年代のUK音楽記者が主人公というのでもう前のめり。作中内のマンデーズのTVライブやプライマルのレコードが1stやったのも良い。自身への過信からの成功→自分を見つめ直してのセカンドキャリアという流れがベタで好き。“気づき”って大事やからな…
omochi35

omochi35の感想・評価

2.9
主人公の部屋可愛かった。
でもやり過ぎでなんかよく分からなかった
abemathy

abemathyの感想・評価

3.0
teenager向けなんだけどteenagerにお勧めしたくない感じ。
それに、ジョン・カイトがいい男過ぎるんだよ。ありえないよ。男を見る目はあるんだな。
お兄ちゃんも最高にいい奴だった。
Saaya

Saayaの感想・評価

3.7
10代であんな環境を経験しちゃうのは良くないよね…。
ビーニーかわいいし、お兄ちゃんが良い奴すぎる!
シロ

シロの感想・評価

2.6
彼女と同い年くらいに観たかった!大人から見ると痛々しすぎる笑。自分は特別だと思っていて、批判することがかっこよくて、大人の仲間入りしたと勘違いしてしまう。てかあの音楽雑誌ありえない。レコードを壊すとか何様やねん。やっと抜け出して自分を分かり始めて良かった。恋愛に発展したのはご都合主義っぽかったけど笑、若いって羨ましい。何度でもやり直せる。
こないだ「神は見返りを求める」でユーチューバーに唆されてえらいことになる様を観たとこなので、過激さを売りにし始めてハラハラした…。
調子に乗ってたがが外れてしまった主人公だけでなく、“やらかして”しまったのは編集部の大人たちだってそうで、子どもを利用しながら見下してみっともない。
モリ

モリの感想・評価

5.0
青春モリモリ系。
シンプルに面白い。
ティーンの調子者なのに繊細なあの独特な感性や悩みとその葛藤のプロセスがコミカルかつパワフルに表現されていてみた後元気になるまさにアメリカ青春おばか映画。
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