oden8

タイヨウのうたのoden8のレビュー・感想・評価

タイヨウのうた(2006年製作の映画)
3.2
ヒロイン病気もん。
一時、これ系なら何でも泣ける自信に満ち満ちてた時期があったなぁ。

この"映画"に感動したか?と問われると…
間違いなく"微妙"。
このMVが良かったですか?と聞かれたら…
間違いなく"なげぇよ。とてつもなくなげぇ〜よ〜いっ!!"。

感動するファクターはめちゃくちゃ敷き詰められてるのよね。
僕が彦摩呂さんやったとしたら、"感動の宝石箱や〜"と声高らかに言ってるでしょう。
だがしかし、我否彦摩呂。言うわけあらしゃいませんのよね。

これ系のお話って、俳優さんの演技力に
"感動"が大きく左右されてまうの。僕は。
そういう意味では、ヒロイン役にYUIさんを抜擢したのは些か冒険が過剰やんね。
全くハマってへんかったわけじゃないけど、肝心なシーンで"感動"に急ブレーキがかかるの。

個人的には、この頃の塚本くんは結構好きやった印象を抱いていたが…
役がハマってなかったかなぁ。彼はクールな役のが似合う。
彼の役柄のキャラクターは、お馬鹿で真っ直ぐな波乗りスチューデントで愛くるしさに溢れる存在で"可愛いね"とは感じる。

物語の描かれ方も感情移入するには、ややスパイスが足らない。

なかなかいい波がこないし、波に乗れない。ムービーサーファーの僕。

ここまで悲惨な状況下で終盤を迎え
YUIさんの"Good-bye days"が投下される。

こんなことってあります??なんか目頭が急に熱くなり、鼻水がね。
YUIさんの歌がめっちゃ来るんです。
"ビッグウェーブここでくんのかぁ〜い…かぁい…かい…"と心の中で魂の叫びがこだましましたよ。
そして、今まで茶番が走馬灯の様に駆け巡るんですが結構美化されちゃってて。
結果、感動の波にのれました🏄💕www

ただ…映画に泣かされたというよりは、YUIさんの歌にやられたのが濃厚ですな。

ベッケンバウアーで、僕は
"CHE.R.RY"が大好きですの💕www

cast(役者·キャラ) 2.5
story(物語) 3
architecture(構成) 2.5
Picture(画) 3
acoustic (音) 5(クライマックス"Good-bye days"

22-265
oden8

oden8