カポネに投稿された感想・評価 - 4ページ目

「カポネ」に投稿された感想・評価

見終わった頃には殆どリビングと庭先しか写ってなかったんじゃって錯覚するくらい端正な演出。なのににんじん咥えたりうんこ漏らしたり(取り調べのカッティングのキレからこのオチよ)行動がずっと頭にこびりつく。カイル・マクラクランにマット・ディロンどころか登場人物全員トムハ以外の有象無象だと分かる乱射シーン、ほぼほぼ徘徊な幻想の乱打、物凄いね。
アル・カポネ脳みそ腐り中。
(失礼しました。不謹慎でした。)

『かつて「暗黒街の顔役」として権勢を振るった伝説的ギャング、アル・カポネの末路を描いている』という宣伝はやや不正確です。

脳みそ腐り中なので、幻覚や悪夢の場面が多いです。でもそんなん本人しかどんな幻覚や悪夢だったかなんてわかりませんやん?
ということは、アル・カポネの末路と言っても製作者の想像ですよね。フィクション。

本人目線は控えて、周りの人たちからどう見えたかに絞ったほうが良かったかもしれません。まぁそれでもあまり楽しくはないですね。

アル・カポネは、1931年10月32歳で投獄されます。8年服役して、出所は1939年11月40歳のときでした。獄中で既に、現実と妄想の区別がつかず、理性を失っていたそうです。
1947年1月48歳の誕生日の1週間後に死亡してます。
逮捕されて以降は、服役と病気でまともな生活ではなかったでしょう。とすると、まともな生活は32歳まで。(マフィアの生活をまともと言うかはさておき)
短い一生です。病気に罹らなくても長生きは無理だったでしょう。
晩年のアルカポネがおもろいわけないと思っていたが、案の定退屈な作品だった。
カリスマ性のあるマフィアのボスが老いと梅毒により、徐々に衰退していく話。
マフィアが認知症により錯乱状態になるともうそれはそれは…恐怖でしかないですね。
お絵描きしたり、ニンジンを葉巻の代わりに咥えさせられたり、なかなか酷い仕打ちしますが、素直に応じる姿は演技なのか、それとも本当に狂っているのか…散々引っ張るだけ引っ張って、そーゆーことですか。
介護映画を見せられたきぶんです。

ただ、トムハーディは凄い!と思いました。
tiwamura

tiwamuraの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

たまたま認知症になった人がアル・カポネだったという映画。同じ認知症を題材にした映画として、アンソニー・ホプキンスのファーザーを少し前に観たが、個人的にはそっちの方が緻密に作られていて面白い。ただ、トム・ハーディの演技は見応えがあり、伝記映画として観る分にはどこまでが実話なのかと興味が持てた。
※調べてみても晩年は認知症だった情報があまりなく残念
Yuki

Yukiの感想・評価

3.0
トム・ハーディの役者魂・凄さを感じる一作だった。
でも、ストーリー構成の詰めの甘さ(めちゃくちゃ消化不良。アル・カポネの何を描きたかったのかよく分からなかった。ただただモヤモヤするばかりのストーリーだった…)がオスカー級のトム・ハーディの名演を掻き消してしまってる感があって、題材が題材だけに、とても残念で勿体無い出来だった。
胡蝶の夢
全てが崩れ去っていく。その分だけ奪い去って行った男の結末。
記憶と事実の曖昧な中で何を成し得るのか。
アメリカ禁酒法時代の暗黒街の顔役で恐れられていた“カポネ”の晩年の衰退した人生を描いたドラマでした。

刑務所生活を終えて隠居生活を送っていたフロリダの豪邸。しかし、彼の隠し財産の存在を探るためにFBIの監視を常に受けていた。

若い頃から罹患している梅毒に加え認知症まで患ってしまい機構を繰り返すような生活に周囲を困惑させるような・・・・

トム・ハーディが年老いて病に侵され威厳を失ったカポネを上手く表現できている様に思います。

人間は孤独に対する辛さに耐えられなくなると弱い物だ・・・・そんな事を思い知らされる印象です。
水滴

水滴の感想・評価

3.0
途中で断念。トムハーディってわからなかったくらい演技すごいけどずっと辛いような嫌悪のようななんとも言えない気分になった。
この映画を観て初めに感じたことは、アル・カポネの晩年の人生に思いを馳せたことなど一度もなかった、という懐古の念だった。

禁酒法の時代にエリオット・ネスたちのチームによって逮捕された時点で私のアル・カポネ知見は止まっていた。

まさか、このような晩年を生きていたとは思いもよらぬことだったよ。

そして何より驚いたことは、彼が逮捕された時、まだ32歳の若さだった、という事実だな。

当時のアル・カポネと言えば、合衆国を敵に回して闘っていたような印象があったが、その頃の彼はまだ20代だったというのだから驚きだよ。

彼の晩年は、確かにそれほど面白い生き様ではないが、トム・ハーディは、その頃のアル・カポネを見事に演じきっていたように思う。

彼が48歳という若さでこの世を去ったことを知った。

諸々、新たな学びと、そして、我が振りを直す機会を与えてくれた映画だったよ。

ありがとう。

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