セラとチーム・スペードのHarukiのレビュー・感想・評価

高校生の地下組織の鬩ぎ合いを描き、若者の葛藤を浮き彫りにする寓話。

友情を育み、権力を求め、当たり前のように暴走する。
この時期特有の破壊感情と危うさ、無邪気さを描く。

ジョーダン･ピールのようでもあるし、普通のヤングアダルト感もなくもない。

不思議な温度感と演出。