20年近く前の映画ですが、オーストラリアロケもしてお金と時間をかけて制作されたようです。
監督は金子修介ですが、ミュージカルシーンはオーストラリア人の監督が演出したようです。
監督が2人いたり、特撮やCGを多用した映画は
シーンの繋がりが悪くてストーリーのテンポが悪くなりがちですが、
この映画もご多分に漏れずゴチャゴチャして見辛かった。
映画初主演の優香と映画初出演の玉山鉄二はドラマシーンの出演が主で
ミュージカルシーンの出演が少なく、歌ったり踊ってたシーンの記憶が殆どない。
本編、ミュージカルの両方にずっと出ずっぱりで
この映画を1本のストーリーとしてまとめていたのは竹中直人ですが、
オーストラリア人ダンサーの中で唯一人壺男が踊ってる絵はインド映画みたいで借り物感満載でした。
