アメフト男子にラブレターの代筆を頼まれた主人公。
しかし、主人公はその相手の女の子に想いを寄せていた。
というあらすじです。
恋を成就させたい気持ちと、しかしながらそれに少し抵抗がある心と、ラブレターを送るのをやめたらせっかく出来た繋がりがなくなってしまうジレンマ。
これらの危うい関係が絶妙にバランスしています。
派手さこそないものの、恋の動き出す瞬間を存分に味わえます。
ウォールアートのシーン、ダイナーでのチャットのシーン、温泉のシーンは目を見張るものがあるのでそれだけでもぜひ観ていただきたいです。
現代チックなテーマと、文通という少しレトロな手法とムードもマッチしており心地良さもありました。
愛とは、自分の言葉で語るものなのかもしれません。