Netflixで配信中の話題作。
優等生エリーが、同級生にラブレターの代筆を頼まれて…というお話。
「シラノ・ド・ベルジュラック」の現代版??
いや、エリーの言うとおり、これは「恋愛もの」ってわけじゃない。
この人とこの人、この人とあの人、さらにはあの人とあの人まで、さまざまな人間模様が描かれる。そのどれもが、いいなぁ、と思える関係だった。
本を読むだけでは知り得ないことがある。
本の言葉が生き生きと輝きだして心に届く瞬間がある。
プラトンが説いた愛でもなく、キリスト教が教える愛でもなく。
愛とは?
その答えは自分で見つけるもの。
主人公が何かを乗り越えて成長する姿は、いつだって清々しい。
「ベルリン・天使の詩」、そういえば高校生のとき観たな。
久しぶりにまた観たくなった。