まこ

ブレスラウの凶禍のまこのレビュー・感想・評価

ブレスラウの凶禍(2018年製作の映画)
3.8
ポーランドのクライムサスペンス。思ってたほどセブンではなかったけど、自分はこちらも好き。一番最初の独創的な殺害方法で、そっち側の人はかなりやられると思う。死体の造形にここまで気合いの入った映画、久しぶりに観た。それを90分の中で何度も、なんの躊躇いもなく、淡々と見せてくる。不機嫌で情緒不安定な女性刑事もいい。かっこいい。ただ、男性をやたら無能な人間に描いてるのは、ちょっと露骨な気も。母親の口から、被害者との関係や、動機がすらすら出てくるところも不自然に感じた。ドラム缶を転がす殺し方は、2000人の狂人オマージュ?深みはないけど、総合的には好き、掘り出し物感。
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