かくわ

タゴール・ソングスのかくわのレビュー・感想・評価

タゴール・ソングス(2019年製作の映画)
4.0
アジア人初のノーベル賞受賞者(文学賞)ラビンドラナート・タゴールが残した歌・詩:タゴール・ソングズ。

ベンガル地方(インド西ベンガル中、バングラデシュ)に住む人に親しまれ、もはやアイデンティティの一つとして受け入れている人たちを追ったドキュメンタリー。

タゴール・ソングズを愛する人たちが多く登場するなかで、特にオノンナさん(日本に来た方)が印象的でした。インドの伝統的な考え方を持つ父親と、現代的な考え方を持つオノンナさんの対立。日本に来てカラオケでタゴールを検索して「無い!」ってなったの面白かった。
他にも路上生活を経験していた人や、歌い手などインドの様々な要素が散りばめられているのが、自分的に大きなポイントでした。

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2022/03/19 松本CINEMAセレクト
アフタートーク
佐々木美佳監督

同名の書籍の出版記念イベントに合わせて上映。
福井出身の監督がインドに興味を持ち、まずは言葉からと外国語大に進学し、卒論でタゴールを取り扱う中で、哲学的なタゴール・ソングを表現する為に映画を撮ってしまう行動力に拍手。

ロケは4回に分けて実施。2回目のロケで、師匠と愛弟子がベランダで歌うシーンが撮れた。

同名の書籍には映画には収められなかった登場した人のパーソナルな部分を中心とした。

2022-052-033
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