とどのまつり

ジオラマボーイ・パノラマガールのとどのまつりのレビュー・感想・評価

4.0
大瀧詠一もオザケンも村上春樹も、そして山中貞雄までもがいる2020年東京。引用のオンパレードには笑ってしまうが、その異世界感と現実の東京、とりわけスクラップアンドビルドが進む風景(新国立競技場にミヤシタパーク)のギャップが彼女たちの暮らしの浮遊感みたいなものを演出していたように思う。とても良かった。