思いの外良作。
最近の岡崎京子原作映画化に共通するウザったらしいポエティックなナレーションは相変わらずあったけど。
すれ違いからのファーストミート。良い表現と見せ方。
ただ高架橋と道路の高低差のある位置関係のセカンドミートとベッド内のサードミートももっと良い映し方して欲しかった。
二度目のすれ違いの視点の変化は良かった。
途中、物語とは全く関係なく予想の出来ない展開へ持続していく感じは普段ならウザく感じるけど、キャラクターの魅力で押し切れてて見てて気持ちよかったしついて行きたくなった。
劇中で山田杏奈の背負っているバックパック。グレゴリーのデイパックの赤色なんやけど、チェストストラップが無いし、何よりロゴが旧デザイン。これは時代感を演出しているのか、はたまた父親から貰ったリュックなのか。女子高生にしては中々渋いバックパック背負ってる。山田杏奈がガンダした時も型が崩れてなかったし、やっぱグレゴリーのバックパックの完成は改めて凄いなと思いました。
って俺リュックのレビューしてるやん。
