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TITANE/チタンのnoborushのネタバレレビュー・内容・結末

TITANE/チタン(2021年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

Titane 2021年作品
1/10
ジュリア・デュクルノー監督
ギャランス・マリリアーヴァンサン・ランドン
子供の時に車の事故で頭にチタンを入れた女性が、頭部外傷からか
連続殺人鬼になる。車と交わった後に、妊娠する。
指名手配から逃れるために、長年行方不明だった息子のふりをして、
父親の元に身を寄せる。
(父親は息子でないのは分かっているがどうでもよくなっている。)
最終的に女は出産し、機械人間の赤ちゃんが生まれる。

女性監督がもっともな理由を語って、作品の正当性や、高尚さを語ったり、
こんご配給会社がパルムドールを獲りましたと売り出したとしても、
ノイズを排除してフラットな視点で観ればこの点数が妥当な一本。
これを高評価する人物というのは、ホラーから映画鑑賞に入った人達では無く
アート映画から入った人達だろう。今までもよくある話を、あたかも発見した
かの様に思っている。
多くのなんにも心に響かない現代アート作品を批評家が高評価するのと
よく似ている。
監督も言及しているが、クローネンバーグが既にやってきたことの焼き直しで、
出来としては「悪魔の受胎」レベルで、クローネンバーグの域には全く達していない。
アカデミーも大概だが、アカデミーも完全に終わっていることを実感した。
今年観た中で一番腹が立った。1/10でも多いぐらい
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