Nancy

TITANE/チタンのNancyのレビュー・感想・評価

TITANE/チタン(2021年製作の映画)
3.3

肉体と精神の常軌を逸した改造劇
唯一無二の奇才監督が放つ怪作に、心して挑め____

誰しも想像し得ない寄行の連続
人が持ち寄る概念をことごとく虐める
救いも慈悲も見当たらない娯楽感

社会性の一欠片もない狂人が迎える物語の終着は
膠着して尚、見世物として横たわる

何とも悍ましく制裁的なラスト
人一人の脆さに打ちのめされる
ただ、描きたい真意が読めずそれだけであった。
Nancy

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