ソウル

オールド・ガードのソウルのレビュー・感想・評価

オールド・ガード(2020年製作の映画)
3.7
シャーリーズ・セロンはアクション女王を目指し始めたといって間違いではなさそうですね。
アメリカのコミックを原作とした今作。
不死という設定ながらも、"時"という名の死とは常に向き合う神秘性が、作品に奥深さを与えていた。死を軽くみせるなんて思いのほか、むしろ死の怖さを感じさせる作りに👏🏻

さて今作のポジティブポイント
・不死の設定を生かした唯一無二のアクション
・アンティークな武器の活躍
・軽いタッチではなく、ヒューマンドラマにも重点を置いて描いてくれたこと
・セロンの姉貴がキレッキレ

ネガティブポイント
・ドラマにも重点を置いたことで、アクションの量やスケール感には物足りなさを感じてしまう
・理にかなった敵ではあるが、全パラメーターが1くらいで魅力が皆無
・中世の映像が急にチープ
・シリアスに描くならそれを徹底して欲しかった(音楽であったり、カメラワークの部分が大衆受けアクション映画にしたいのか、そうでないのか分からなかった)

結果的には楽しめる映画でした!ただ分からない物足りなさを凄く感じたのも事実。続編があるなら期待してます!!
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