報酬次第でどんな困難な任務も遂行する精鋭戦闘集団
彼らは数百年戦い続ける不死の戦士達だった
そんな彼らに、不死の秘密を追う新進気鋭の製薬会社の魔の手が迫る……
という割にベッタベタな設定とシナリオなんだけど、なんせアクションとキャラが良いので、ベタであることはむしろ「待ってました！！」の喜びに変わろうというものです
シャーリーズ・セロン演じる最強、最年長の女隊長のキレキレのアクション、そしてサブウェポンの「斧」！！！
たまらんなあ、オイ
攻殻機動隊もそうですが、メスゴリラの女隊長っていうフェチのジャンル、これ確実に世界に浸透してるよね？お好きですかーーー！？（地球の反対、地面の下、ブラジルの方に向かって）
お好きです
他にも「十字軍の頃から生きている」戦士が古めかしい騎士の剣を携えていたり
キャラに合った、最新の重火器とは別に自分のアイデンティティに繋がる武器を持っているのはすごくアツいです…
長い歴史を戦い生きてきた感じがする…！
しかもこの不死には弱点というか、独特の性質、ルールがあり
この脆弱性が物語に一定の緊張感とドラマを与えており、ただのトリガーハッピーな映画になっていないところもとっても良かったです
はい好き…
惜しむらくは終盤の戦闘にもめちゃくちゃ見られた
「歴戦の勇士故の老獪さ」みたいなものよりは「マジゴリ押しのパワープレイ」で戦いまくるスタイルが多過ぎたかなー、というところ
不死性を前提に戦い続けたらそりゃぁそういうスタイルになるのかな…てのもあるけれど、もう少し「やっぱ数百年戦ってる連中は知略も次元が違うわ」みたいな、知で圧倒するシークエンスがあると痺れたな！個人的な好みだけど！
という感じでした
ともあれ続編があって欲しい気持ちにバキバキになっちゃう、ステキなアクション映画でした
もっともっと使ってくれ！
斧を！！！！！
