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馬の嘶きのkiritoのレビュー・感想・評価

馬の嘶き(2011年製作の映画)
2.0
【調教】

馬術ガチ勢の女が、手に入れようとしていた馬を奪われたことで発狂し、馬術の指導者のもとにいくもあしらわれ、それでも馬を求め続けるという、ある種狂人映画。

障害物系の馬術への思い入れが半端じゃないというのは結構なのだが、なんとしても馬を手に入れるという気迫が暴走していく様が見ていて辛い。

認められない葛藤から全く監督たちの言うことも聞かず、勝手に馬を連れ出す等々…常人にはなかなか理解しにくい。

また馬術だけに特化するのかと思いきや、安定の指導者の不倫事件が挿入されている。もはやフランス映画はどこかで乳繰り合うシーンを入れないと満足できないのではないかとか思えてくる(しかも不倫とかなんか許されない系の多さ)。

※あと左の顔に傷を負って以降の当て布がかっこいい。

2020.5.24
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