ゴッチ

ザ・ファイブ・ブラッズのゴッチのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ブラッククランズマンのレビューでも少し書きましたがここにきてスパイクリーまたキテますね〜。
小ネタやテンポといい、ちょっとタランティーノみを感じました。
元の脚本で白人だったベトナム帰還兵を黒人に変更、結果物語全体の厚みが増していてそのあたり流石スパイクリーだなと思いました。
ブラッズをいわゆる有名どころにしなかったためフラットにみれた気がします。ただポール役デルロイリンドーの鬼気迫る演技は凄まじかったです。
終盤ノーマンがポールを許す場面はチャドウィックボーズマンが撮影時どんな状態で演じていたのかを知った上観たのでより感慨深いものがありました。
実際にあった悲惨な出来事の映像や写真が出て、容赦ない展開かつ入りこんで密度もあるのでなかなか体力を使いましたが、最終的に着地するメッセージ含め今年鑑賞できてよかったです。
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