ゴリアテの憂鬱

健康でさえあればのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

健康でさえあれば(1966年製作の映画)
4.1
ピエール・エテックス本人立ち会いのもと再編成された4本の短編集から成る本作。

この人はことあるごとにボケを入れないと気が済まないのでしょうか。

でも、エテックスのギャグはシュールで気品があります。
だからコントではなく映画としての品格があるのでしょう。

設定から「来るな(こういう展開になるな)」と予想できるものが、やっぱり思った通りになるのですが、それが一番笑ってしまいます。

どんな悩みを抱えてる時でも、エテックスの映画を観るとそんなことは忘れさせてくれる。
素晴らしい才能とセンスです。