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グローリーのやのレビュー・感想・評価

グローリー(1989年製作の映画)
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戦場を徹底して描いているが故に、政治的・社会的な側面が見えてこない。あえて排除しているのかもしれないし、いちいち描く必要はないのもわかる。しかし、終始主人公の物語として描かれているのを見ると、結局は白人の物語として南北戦争が取り込まれているように思える。故に、最後の白人/黒人が一緒に死に倒れるシーンは陳腐だ。

デンゼル・ワシントンが罰という名の下で鞭打たれるシーンは涙を禁じ得ない。
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