ナツ

哀愁しんでれらのナツのレビュー・感想・評価

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
-
狂っていくお話。
最初はまともだった土屋太鳳でさえ。
土屋太鳳も田中圭も過去の親のことがあったから、ひかりを真っ当な道に戻してやることができなかった。過去のしがらみトラウマに打ち勝てなかった。
怖すぎるお話。

他のユーザーの感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

❤️‍🔥

🌹おじいちゃんが倒れ、車で交通事故からの運転手の父は飲酒運転をしていたことから警察署へ、家の1階は火事になり、彼氏は職場の先輩に寝取られる。これでもかってくらいの不幸が一夜にして訪れる…が、電車に轢かれそうになっていた大悟と再開したことをきっかけに小春の人生は大逆転する。まさにシンデレラストーリー。
🌹小春の「坊主で許されると思う?切るならおちんちんだろ」は最高w
🌹出会って1ヶ月で結婚はスピード婚すぎ。
🌹小春と大悟のお医者さんごっこえちい。
🌹泉澤家のみんなどんなタイミングで耳鳴りなるの?イライラした時?それとも嫌な思いした時?
🌹"女の子は誰でも漠然としたひとつの恐怖を抱えている。私は幸せになれるのだろうか"女の子は夢や希望、期待を持ちすぎて無意識に苦しみ、生きづらい人生を歩んでいるってことなんだろうな。
🌹「母親になることと母親であることは違う」めちゃくちゃ深い。子供さえできればみんな自動的に母親にはなれる。母親という役割は自動的につくけど、面倒の見方や愛情の注ぎ方は自動的に身につくものではないからね。その後、産んだにもかかわらず虐待したり、育児放棄したり、殺したり…たまにニュースで見るような母親は、ストレスや母親であることを放棄したいがために弱い立場の子供を傷つける。そういった母親(親)は親として失格だよね。
🌹小春のお父さん「お化けになっちゃえばお化けは怖くないぞ。世の中みんな自分の居場所に麻痺するんだよ。はじめは抵抗があっても、いずれ痛みなんて感じなくなるのさ。」って言ってたけど小春がまさにそうだよね。大悟とヒカリの言動に最初はめちゃくちゃ違和感、感じまくってたけどだんだん麻痺して、泉澤家の変というか歪んだ価値観に染まっていってしまう。
🌹"子供の将来はその母親の努力によって決まる"ナポレオンの言葉。今の時代は両親の努力によって決まるんだろうな。そして子育ては褒めるだけじゃなく、時として叱ることも必要だなって思った。
暴力は良くないけど、時には親は強いんだぞアピールがないと子供にナメられ、下に見られ、すぐ口答えをし反抗するようになる。本作もヒカリが上手い具合に両親を操ってたように感じる。やっぱ雷落とす勢いで怒ることも大切。
ヒカリが赤い靴で駄々こねたり、小春がうさぎの剥製壊した時煽ったり…あんなの自分の親にやったら即行ビンタかゲンコツ食らわされてたw
🌹ヒカリはくるみちゃんのこと突き落としたのか、突き落としてないのか…どっちなんだろ。最初は前者だろって思ってたけど、わたるくん常にくるみちゃんに嘘ついてたし、ヒカリにいじめっ子扱いされてたから腹いせにヒカリのせいにしたんじゃないか、だから最後、教室にいたもう1人の女の子"ひかりちゃんは殺してないよ♡みんなわかってる♪"って手紙渡したんじゃないかな。そー思うと先生達にヒカリがくるみちゃんを突き落とした、俺嘘つかないからって訴えるわたるくんの言葉の信憑性だいぶ半減する。
それにしても手紙に♡と♪書くのはえぐい。特にひかりちゃんは殺してないよ♡が笑うw
🌹金子みすゞの『私と小鳥と鈴と』の詩めちゃくちゃ好きだから…使われ方雑でモヤっとした。
🌹太鳳ちゃんは本作のオファーを3回も断っていたらしい。台本を読んで「本能が警戒した作品だった」とか。あと、COCOちゃんはこれが演技初挑戦。いやいや、迫力ありすぎでしょ。
は

はの感想・評価

3.6
本作のテーマは「女性の生きづらさ」
童話『シンデレラ』でも描かれる「幸せ=王子様との結婚」という固定観念にとらわれ、がんじがらめになっていく主人公の姿を、ホラーなファンタジーとして描く
キャストも、この布陣しかないだろうと思わせるほどにパーフェクト。
土屋太鳳の歪むほどに色気を放っていく美しさ、田中圭のどんどん怖くなる笑顔とモラハラ演技、そして子役のCOCOの変幻自在な演技力
sui

suiの感想・評価

3.4
子役すごいな。怖すぎ、でも最後のクラスメイトからの手紙は?本当はどうだったの?でももはや真実も知る必要がないのか。きっと程度の差はあれ、こういう子や親は居る…。怖。
あと、目の色の不思議よ。
Yl

Ylの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

面白くないって分かってる映画を観て
ちゃんと面白くなかった時 
めちゃくちゃ自分を責めますね。

最後
さもしてやったり!みたいな演出されてたけど
何も心にきてない。。
しんどい。

気持ちの悪い映画。
なかなか共感し難い部分が多かったがテーマが深すぎる。
どんどん美しなる妻が怖い。

少し逸れる感想ですが出会う人でここまで人間変わるんだよねと改めて。

このレビューはネタバレを含みます

さすがだね、ひかり を繰り返すのが地味に怖い笑笑
3人とも演技上手いから余計怖いんよ
るい

るいの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なぜ最後はわたるくん一人だけでなく生徒全員を対象にしたのか…インパクトのある映像にしたかったからかな
個人的には最後のシーンより通夜の中棺桶の上でゲームをする娘ヒカリの方が印象的だった
ヒカリの行動が謎で怖い。構ってほしいだけ?
夫の大悟も主人公の小春も小さい頃に親から受けたトラウマによって生まれた理想の親像から縛られてとんでもない事件を引き起こしたのかな
現実っぽいテイストで、非現実すぎるのが吸い込まれきれないのかなー
LEGION

LEGIONの感想・評価

3.5
異空間(家族)同士の交流によって形成されていく共通の価値観は一つの家族の中で見た場合に完璧に当てはまるものではない。家族という閉鎖的な空間に身を置くことでズレていく基準と普遍によって現代社会で起こる家族間の問題が多く扱われていて、家族の在り方という身近に感じられるものがテーマとなっていたためより怖さを感じた。
作品のタイトルでもある”しんでれら”の夢のようなストーリーのその後がリアリティ溢れる雰囲気で描かれ、起きる出来事を細かく見せず疑惑を持たせるだけの演出は作品をより面白くしてるように感じた。
らいお

らいおの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

日曜に見るんじゃなかった、、最後まで胸糞、、
親としての責任を追求しすぎると、自分が親になった時に痛い目見るよって話なのかな〜
まぁ親になる予定も無いけど、あんなモンスター作ってしまったら責任取れないので、やっぱり子供はいないのが一番だなと思ってしまった、、今の自分だと

フィクションとしても子供が大勢死んでるシーンはショックだった、、。

でも切るならおちん○んだろ!が最高なのと色っぽいので土屋太鳳の魅力わかった、かわいい
「哀愁しんでれら」の感想・評価を全て見る

ナツさんが書いた他の作品のレビュー

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

-

ただ、ただ、美味しそう。だけではなくて、人のあったかさとか人情味を感じる映画。そこに、真似してみたいと思わせるりょうりとレシピ。このシリーズほんと好きだなぁ〜〜

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

-

謎の巨大生物に襲われ、仲間を見殺しにして主人公含む数人が生き残るというところからの始まり。その後、探究心に逆らえず、同じ行動を繰り返し、また海に潜ってしまうという人間の習性を描く。海底に取り残された仲>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

-

評価高いから見てみたけど、何かをあれだけ突き詰めた人だから分かる良さなのか、そこまで評価が高いわけはわからなかった。あんなに狂気的に何かに打ち込むという経験と執着心が自分にないからかも。
最後、騙され
>>続きを読む