『アナログ暴走感』
オープニングから私たちが直面している現実問題を突きつけられる。
テクノロジーの進化によって私たちは進化したのだろうか。
そもそも進化とはなんだろうか。
この作品では、一人の男の脳内の理性が崩壊し、
車で人間を追い詰める。
私たちが背負っているのは十字ではなく、
そこには“神”からの幸福へのジャッジメントはない。
聖書の文字。
救われない人たちの重荷は漂うだけの道への行き先なのか。
ハサミで真理が切り刻まれる。
そこにはポツネンと、虚しさとしての虚像が揺れうごいている。
蜃気楼。
愛する気持ち。
母としての気持ちが身体の動きとなって現れる。
汝を抱きしめて青空をパレットに描く。