たった数回のロングトーンのクラクションが生んだ悲劇。
煽り運転って海外でも流行ってたんだね、しかも日本の事件が可愛く思えるレベルにハードなやつが…
ラッセル・クロウ演じる煽りドライバーが、常軌を逸しているのは言うまでもないけれど、元を辿ると主人公のレイチェルが悪いよねって思った。
とにかく自己中で、ずぼらなレイチェル、正直彼女の方が嫌いかも。。
そして、そんな彼女のせいで事件に巻き込まれた家族や友人、交差点ですれ違っただけのドライバー、とにかく無関係な人が傷つきまくってて、気の毒としか言いようがない。
内容は突拍子もない、やり過ぎな部分も多いけど、とりあえず、
・どんな人間が運転しているかわからない車にクラクションは鳴らさない。
・個人の事情による感情の揺らぎを運転に持ち込まない。
・自分にも非がある部分はきちんと謝る。
この3つがとても大切だということを教訓として教えてくれる、教習所で見せられそうな作品だった。