寝坊したレイチェルは慌ただしく車で息子を学校に送る途中で、青信号になっても発進しない車をクラクションを鳴らし追い越す。追い越された車を運転していた男は彼女に苦言を呈し、行く先々に現れては執拗に彼女をつけ狙い始める…。
ボリューミーで無敵なラッセル・クロウがめちゃくちゃ怖いんだけど、映画としてめちゃくちゃ楽しめるスリラー作品だった。
最近は信号でスマホを触っていたりして、青信号に気付かない事、気付かない人に軽くクラクションを鳴らす事なんて普通にある事なので、導入部はリアルさもあってドキドキ。
そんな中、全く共感も擁護も出来ないレイチェルに「うわ～」とドン引きさせられるけど、その後ドン引き以上な狂人ラッセル・クロウにとにかくハラハラして怖い。怖すぎる。どちらにも感情移入出来ないのが、本作では吉。
ガンガン車が大破していくカーアクションに、時折挟まれるスプラッター描写、粘着質に怒り狂うラッセル・クロウのギリギリコメディにならない感じもとても良かった。この怒り狂う役はラッセル・クロウがハマり役でした👏
クラクションなんてほとんど鳴らした事がないけど、今後もよっぽどじゃない限り鳴らさないでおこうと思いました。世の中どんなタイミングで、どんな人間がいるかなんて分かったもんじゃない…。
期待以上に面白かったし、目が離せない90分でした！教習所で流した方が良い作品。
ここからネタバレ⚠️⚠️
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人間性でいうと、私は断然レイチェルの方が嫌いだわ…。日頃から時間を守らないとか、だらしないんだなっていうのが分かるし、だいたい息子乗せてるのにあのクラクションの鳴らし方、謝らなさはヤバいよね😱 絶対一緒に車乗りたくない人。最初に非を認めて謝っておけば、こんな事にはならなかったのに…😵💫被害に遭った人達が可哀想過ぎる…。
私があの弁護士の友人だったら、トラウマ過ぎて二度とレイチェルには会いたくない。弟とも大丈夫だったんだろうか…。
2022-202
