このレビューはネタバレを含みます
初見だったけど、モノクロでもとても物語にのめり込めた!こんなに映画の世界観にどっぷり浸かったのって、いつぶりだろう?
そのくらい、終始引き込まれる作品だった!
見終わったあとは、
少し疲れを感じるくらい、重たい内容なんだけど、充実感が半端なかった!
どんなことが起きるんだろう?ってワクワクヒヤヒヤするほど、巧妙な作りで、素晴らしい作品だったと思う!
クライマックスで、お父さんが、豪邸の主人が異臭に鼻を摘んだ様子を見て、咄嗟に刃物で刺したけど、それはお父さんが低所得者としてのコンプレックスを持っていて、それを侮辱する行為に感じて殺意が芽生えたのかなぁ。
最後、息子くんがお金持ちになって家を買ってお父さんと再会出来てたけど、アレは実際にそうなったのか、それとも息子くんの頭の中の計画の世界なのか、、
どっちにも取れる描き方だったけど、前者じゃないと、救われない気持ちになるので、そうなったということにしたい!笑
最後の最後まで飽きるところが全くない映画でした。