テレビからは常に大衆向けの政治が垂れ流されている一方で、隣の部屋の覗き穴を覗くと巨大な政治=モロが飯を食っている。この乖離にテロリストの一人である女性は精神の安定を崩していくのだが、中盤の一場面を除…
>>続きを読む誘拐ものって面白ジャンルになりうるはずなのにストーリーに起伏が無いしBGMと声のバランスが最近の邦画でも観ないレベルでミスってるしでほとんど没入出来なかった
ただ主役の女優さんがとても綺麗で作中の登…
マルコ・ベロッキオ監督は2本目の鑑賞。
タイトル、ジャケ写、そして知り得るベロッキオ監督からして、勝手に少し妖艶な大人の夜🌉のドラマなのかと思いきや...
1978年、実際に起きたイタリア首相の誘…
超絶大傑作。
ラストショットを除いて、主役のマヤ・サンサが不在のシークエンスが無い。この事からベロッキオは観客をマヤの感覚に没入させようとしている事がわかる。その中でマヤの主観ショット(=視る)/視…
[] 90点
大傑作。マルコ・ベロッキオ長編18作目。1978年3月16日、イタリア元首相アルド・モーロは誘拐された。当時のイタリアは極右と極左のテロ組織による衝突が断続的に続く"鉛の時代"という…
あんまり好みじゃなかった。1978年、イタリアの赤い旅団(極左テロ集団)によるアルド·モロ首相誘拐殺人事件を基に作られたフィクション。モロ首相が赤い旅団でこんな風に監禁されていたのかも知れないと言う…
>>続きを読む「赤の旅団」が引き起こした実在事件ベースの物語で、結末はわかっているだけに、どう展開していくのかを観ていた。
サスペンスフルな要素は希薄で、スローモーかつノスタルジックな雰囲気。
監督は事件発生当時…
イタリアの極左テロ組織「赤い旅団」が1978年に起こしたモロ首相誘拐事件をベースにしたマルコ・ベロッキオ監督作品。日本赤軍を彷彿させます。
テロ組織の一員である女性キアラの視点で描かれています。組…