作品も監督もほとんどネット上に資料が無い、超マイナーなB級作ではあるが、好意的に見れば、この低予算でどうにかファンタジーの体裁を整えていることに努力の跡は見える作品。
小さなお子さんと笑いながら見る程度には楽しめるだろう。
カメラワークや演出、平坦な映像などは大量生産のOVレベル。役者の演技は素人レベル。ストーリーのまとまりの無さもB級レベルと、ダメダメではあるのだが、その中でCGだけはそれなりに頑張っている。
動きの悪さは気になる所だが、ネコのルーファスはそれなりに魅力がある。でもキャラとして性格がイマイチ。
骨Tレックスやドラゴンなど、一応ファンタジー路線を押さえているのは評価できる。
ルーファスの声も担当して脚本、制作、監督とほとんど一人で作ったのではと思えるライアン監督だが、他の作品は全部モックバスターで、まぁ、今作もその路線ということだろう。
もちろんラストで匂わせた続編なんか存在しないので、間違っても「猫のルーファス2」などでググらないように。笑
余談。
ライアン監督の監督作品。
「ダイナソー・ワールド」
「ジュラシック・ベイビー」
「ジュラシック・ユニバース」
「グレムリン2017 ~異種誕生~」
「兵器人間」
などなど・・・・
すべて元ネタが安易に分かるモックバスターなので、今作もそう言う作品ってことだろう。