ピナコ

太陽がいっぱいのピナコのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.3
午前十時の映画祭
再…観賞
以前のは思いだしレビューだったので再レビューしました。

アラン・ドロンに会いに行ってきました。
大画面でアップの顔を観て嬉しくなりました。
まつげが長く瞳が青く魅力的、鼻も素敵、顔の輪郭もいいね
結局全部いいんだわ😘
この美しさはいまだかつて他におりません(私の個人的な好みで)
美しいのだか、なぜか闇を感じる妖しい美しさと表現すればいいのかな。
トムはアラン・ドロンなんだろう。
アラン・ドロンがトムなのか。

まずこの映画がフランス語なのがいいんです。
まだ数本しかでていないアラン・ドロンはこの役の抜擢に答えてすごくよい映画となっています。

トムのときは着た切りすずめの安い服装からフィリップに成り代わったときのスーツ姿
格好いいわ😃

リメイクの『リプリー』はもっと同性愛が表現されていたが
この映画は自己愛がとても感じられる、美しいから?
金持ちで不自由のないフィリップに嫉妬し自分もそうなりたいと殺人を犯す。
フィリップに成り済ますトム
サインの真似の練習
声まで真似て恋人マルジュに電話する。
すべて上手くいきラストの場面へ…
『太陽がいっぱいだ』と満足した顔。
そして呼ばれたほうに歩いて行く…。

曲は映画を観てなくても誰でも知っているであろう。
オープニングは少しアレンジの違うテーマ曲で始まる
お洒落に配役の名前が表される
そしてラストは曲が流れて
Fin。
昔の映画は長いエンドクレジットはなかったのかな?

映画の中に市場や祭りを歩くアラン・ドロンは素の顔だと思う、素敵❗️
やっぱりアラン・ドロンの映画でした。
ピナコ

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