安堵霊タラコフスキー

太陽がいっぱいの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.5
ルネ・クレマンの代表作というよりアラン・ドロンの代表作というイメージの作品。

映画に興味を持ち始めた頃に初めて見たけど、ギラギラした太陽と海上の事件と哀愁あるニーノ・ロータのテーマ曲、そしてアラン・ドロンの魅力的な姿は未だ記憶に残り続けており、特にあの妖しく輝く眼光には後に世界的スターと呼ばれる所以と説得力が秘められていた。

アラン・ドロンの姿を追っているだけであっと言う間に終わってしまう、アラン・ドロンの魅力で成立しているところも多分にある作品。

ジョジョで他人と入れ替わる吉良吉影の元ネタも、筆跡の矯正シーンがあることから、おそらくこの作品だろうと思われる。